
中国語がしゃべれて、教えることができる尺八家として1999年から中国の杭州や蘇州で 尺八講習を続けています。台湾からも是非講座を開いて欲しいという人が現れました。 邱揚清風さんです。大変な尺八好きのかたで、2004年2月23日から26日まで台北桃園 で、尺八教授と講習会を開きました。講習会では、尺八経験者が台湾の台北・台中・高 雄から23人、興味のある人が15人集まりました。 みなさん尺八が好きで好きでという方たちで、今後も 講習会、教授して欲しいとの要望があり、定期的に行く気になっています。その様子を写真と道中日記で紹介してゆきます。
古代 中国では台湾・日本を 「 宝物の島・蓬莱の島」(台湾)、「東海の日の出ずる国・ 扶桑の国」(日本) と呼んでいました。神崎憲の蓬莱の島尺八行脚をお楽しみください。
最新の尺八行脚
2007年12月20日より2008年1月3日
22日 鹿谷の小学校で台湾尺八協会の会員大会と演奏会に参加
鹿谷郷は凍頂烏龍茶の産地として有名なところ、鹿谷の小学校
の校長が劉インロンさんのお父さんということもあって参加しました。
来賓として、また台湾尺八協会の顧問として挨拶しました。
演奏会での尺八合奏
24日からは、国立台南芸術大学の要請で、1週間の尺八集中講座
初級班は、「調子」「馬子唄」 高級班は「一二三鉢返しの調べ」を講習
左端に劉インロンさん 台南芸大の世話役で、一番熱心な生徒です。
今回も女性が熱心に尺八と取り組んでいます。
29日 台南労工育楽センターでのレッスン
30日 台南の成功大学ホールの年末慈善コンサートに参加
台南成功大学ホールでの尺八演奏
31日 高雄の陸さん宅で稽古
1月2日から、台北では、台北駅前の楽功社楽器店で稽古
最近、本曲に取り組んでられる李権紘さんの自宅で3時間のレッスン
「鹿の遠音」を 来年の6月に東京の演奏会で共演することになり、二重奏で復習しています。
2007年9月28日より2007年10月5日
台北での個人教授は 台北駅前の楽功社楽器店と地下鉄古亭駅の百楽音楽センターの2ヶ所ですることになりました。
遊民陽さんは自宅でレッスン 曲は「阿字観」「九州鈴慕」
遊さんは、書家でもあり、自筆の「阿字観」譜を頂きました。
30日から、新幹線(台湾では高鉄といいます)に乗り台北から左営へ
台北から終点の左営駅までは90分、今までは5時間かかっていたのが
台湾の北から南までが1時間半で到着します。
高雄の陸さん宅に泊まり、個人教授を3日間行ないました。
2007年4月12日より2007年5月4日
今回は尺八製管師の星梵竹師と同行です。早速、台湾尺八協会の招待で会食しました。お酒をたくさん頂きました。
13日からは、高雄の陸さん宅に滞在して、尺八製管講座。陸さんは尺八製管を専業にされることになりました。滞在中、星さんに製管を学びました。
星さんと高雄市内や知本温泉にも足をのばしました。いままで何度も高雄に来ていますが観光は初めてです。
陸さん宅の夜は、連日、自家製の白酒で宴会となります。
23日からは、国立台南芸術大学の招請で、コンサートと1週間の尺八集中講座を行ないました。
23日台南芸大でのコンサートで「鹿の遠音」を演奏。
国立台南芸術大学の要請で、5日間の尺八集中講座
「大和楽」「調子」「雲井獅子」を講習しました。
28日台北に戻り鐘さん宅で尺八製管講座
高雄でも皆さん熱心に聴いておられましたが、台北も活発な交流を行ないました。
29日 桃園県にある粗杭窯で桐花祭のコンサートに飛び入り参加
客家のお祭りで、陶芸家朱義成さんの自宅で毎年5月行なわれています。
2006年12月21日より2007年1月12日
年末12月21日から年始1月12日 22日間の長期滞在でした
招請してくれた陳中申教授と大学の入り口で
今回は年末に台湾の台南にある国立台南芸術大学の招請で、
1週間の尺八集中講座をしました。国楽系笛科の学生25人に
対して、6時間の団体講座、2時間の尺八の歴史を紹介しなが
ら尺八講義と代表曲の演奏を行いました。
さらに個人教授が22時間、合計30時間にわたる授業でした。
すこぶる好調に暮らすことができて、さらに台湾が気にいりました。
下記に、国立台南芸術大学、1週間の尺八集中講座の模様を写真
で紹介してくれてます。
http://www.donsiau.net/bb/viewthread.php?tid=407&extra=page%3D1
1週間大学内の教員宿舎で生活してましたので、酒なしの生活でした
16年前に大病で半年入院生活以来です。
酒を飲まない生活もいいものでした。ですが、1週間5日間で30時間
に渡る授業は、かなりハードでした。
個人レッスン
台南の前に、旗山の陳さん宅でPeipeiさんと郭さんに各4時間のレッスン。
次の日は、高雄の陸さん宅で、4人、6時間のレッスン。
台南芸大の講座が終了し、台北に移動。
30日に台北で、4人で 8時間のレッスン。
2日に李権宏宅で李さんに2時間のレッスン。鹿の遠音を一行一行
習得したいとのことです。
3日は簡さん宅で簡さんと津軽三味線もやる陳青年に3時間のレッスン。
簡さんの奥さんは古琴の先生でした。
8日、台北で王さんに2時間のレッスン。
9日は台南でのレッスン 午前中は、台南芸大の女学生劉さん2時間、
レッスン終了後に劉さんの友人に昼飯をご馳走して、楽しくもりあがり
ました。彼女たちの父親が、五十代前半で、私は50前に見えるとのこ
とで、さらにもりあがりました。
午後からは、林町陸さん宅で4人 4時間のレッスン。
11日 台北に戻り、姜さん、李さんに3時間のレッスン。
今回は、台南芸大で30時間、個人レッスンが 延べ人数17人 34時間のレッスンでした。
5日からは、奈良の某邦楽アンサンブルの女性陣の台湾観光ガイド
もあって、これもこれからの台湾での仕事として、成功するか、皆さん
に喜んで帰ってもらえたら、仕事として本格的にするつもりです。
10日は、ロングステイ(長期滞在)を誘致したい町、埔里(プーリ)を訪問。
埔里(プーリ)は台湾の真ん中にあり、海抜700米の町です。
夏も暑くなく、冬も寒くないという恵まれた環境で、日本人の団塊の世代の退職者の入居を希望しています。埔里(プーリ)町の親善大使になりました。
http://www.taipeinavi.com/play/play.php?id=197 埔里(プーリ)の紹介
http://www.tlsa.org.tw/tlsa.jp/p3-1.htm 長期滞在用 埔里のマンション
台北の民族楽器店「楽功社」訪問。 店主の李さんは笛の名手で、
楽器製造もされています。尺八の吹くコツを教えたらすぐに朗々と
した良い音が鳴りました。次回から楽器店内の教室でも教えること
になりました。
2006年9月14日より21日 台湾尺八協会が発足しました
9月17日の台湾尺八協会成立のレセプションに招待されまして14日から21日まで台湾ツアーに行ってきました。
成立大会には30数人の会員が集まりました。会員は50数名で発足です。
「聯合報」という全国新聞の記事です。
有志で「虚鈴」を演奏
記念に琴古流尺八本曲「鹿の遠音」を演奏。
台北では「メリットタイム」という新聞社の取材も受けました。
ところで、今回レッスンのほうは10時間でしたが、台北市内を動き回った結果、良い棲家が見つかりました。一泊500元(1750円)の宿です。市内の繁華街、西門町の裏通りにあって1ヶ月だと1万元(35000円)と考えられないくらいの安さです。台北はアパートを借りても10万円ぐらいと日本より高いのですが、ここは旅館なのにこの安さです。もう、長期滞在はここで決まりですね。向かいに華南銀行もあって早速銀行口座も作りました。
来年は、1ヶ月単位で台北滞在できそうです。ビザを取れば6ヶ月間まで滞在できるとのこと。
2006年8月1日より8月9日 今年2回目の訪問です。
今回は「台湾尺八協会」成立前段階の会議ということで、是非参加して欲しいとの要請があり行って来ました。政府の内政部に申請を出して公認してもらうので、条件も厳しく、去年から申請してやっと成立にこぎつけたところです。3年前までは演歌を吹く人が殆どでしたが、三年間に8度訪問して尺八の古典本曲を学ぶ人が20人近くにもなりました。
高雄のホテルで発足の予備会議ですが、24名集まりました。
中国語で挨拶をしています。
会議も終わり、尺八好きは、酒も入ると、腕自慢が尺八を披露します。
稽古の方は、2日、3日と台北で、8人 16時間の稽古でした。古典本曲あり、民謡・演歌ありと、皆さん大変熱心です。台北での稽古風景です。
http://www.donsiau.net/bb/viewthread.php?tid=184&extra=page%3D1
4日、5日は、旗山で台湾でもっとも熱心な、Peipeiさん、郭さんの稽古です。Peipeiさんは24歳の女子大学院生、5年前から尺八を始めて、演歌を吹いてましたが、3年前からは、本曲の勉強を開始し、今回は、6時間の特訓となりました。去年の10月以来でしたが、すばらしく上達していてびっくりしました。吹くのが楽しくて仕方がないといったところです。
Peipeiさんの師匠である郭さんも、今回4時間の稽古でした。本職は印鑑のお店を経営されてますが、練習時間は、台湾一だそうです。
高雄では、尺八製管の陸さん宅にて、6日、7日、8日で、5人 11時間。
今回は、延べで15人、39時間の稽古でした。
2006年3月30日より4月7日 今年初めての台湾尺八行脚です
高雄では、7人 17時間の稽古でした。洞簫・尺八を製作している陸さん宅で3日間過ごしました。陸さんの奥さんは、白酒の地酒も造っておられて夜は連日、白酒での宴会となりました。 高雄での稽古風景です。
http://shaku8.tosaint.com/topic.php?forumid=3&topicid=1145033716
台北では、9人 20時間のレッスンでした。
こちらも稽古場は、洞簫・尺八を製作している寥さん宅です。
今回も、王さんの成長がめざましく信じられないぐらい上達しています。
また、尺八を吹く人が登場する日本のTV漫画が、台湾で放映されていて
それを見て尺八に興味を感じた青年が入門してきました。
夜は、定例の懇親会が開かれ、洞簫のプロも集まり、皆さんとっても
尺八が好きです。 台北での懇親会風景です。
前回訪問時に、寥さんが録音してくれたCDが出来上がりました。台湾の尺八普及のため、今後の稽古の参考教材として1尺8寸管の尺八で録音しました。
2005年9月29日より10月7日 今年三回目の台湾尺八行脚です。
今回も、高雄・台北で、17人の生徒たちに延べ38時間のレッスンでした。
高雄では、陸さん(尺八製作家)宅で、3日間、昼間は8時間のレッスン、夜は12時までの飲み会と交流、連日のハードスケジュールでしたが、風邪気味でしたがダウンすることなく、風邪も治ってしまいました。
女性の陳Peipeiさんと、陳さんの先生の郭さんの成長がめざましく、郭さんは、前回稽古をつけた本曲をこの2ヶ月で500回練習したとのことでした。また今回から、小学4年生の二人も稽古を開始しています。
台北では、王さんがもっとも熱心に本曲を習っています。前回は8時間、今回も5時間の集中レッスンでした。去年4月に初めてのレッスンしたときからみると、譜も読めるようになり、大きく進歩されています。
高雄のレッスン風景の写真が下記に掲載されています。
http://shaku8.tosaint.com/topic.php?forumid=1&topicid=1128465143&page=1
http://shaku8.tosaint.com/topic.php?forumid=1&topicid=1128465143&page=2
台北では、寥さん(洞簫・尺八製作)宅でレッスンしていますが、今回、寥さんから、尺八のCDを吹き込みませんかと提案がありました。よく聞くと寥さんは、CD製作会社の副社長で、自身も録音エンジニアとのこと。1日かけて、明暗古典本曲を6曲録音しました。台湾でCD発行できそうです。
2005年6月29日から7月7日まで台湾に尺八行脚の旅に出てました。
大変な暑さでしたが、熱心な生徒たち19人に、7日間で延べ38時間もレッスンをしてきました。ハードスケジュールでしたが、楽しいことをしてると疲れませんね。中国語で尺八を教えるのが定期的に仕事としてできそうです。
2005年4月15日から20日台湾への尺八行脚の旅を再開しました。
去年8月以来、4回目の訪問です。2ヶ月に一度のペースを考えていたのですが、諸事情で2回の予定がキャンセルとなりました。そこへ高雄の尺八製管師である陸さんから、本曲を習いたい人が5-6人いるので是非来てくださいとの要請を受けました。これまで知り合いになった方々に連絡を取ると、個人教授で習いたいという人が増えて、結局15人の方に延べ24時間の個人教授となりました。
2004年2月23日 台湾へ尺八行脚の始まりです。
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第一ターミナル 第二ターミナル
10年ぶりの台北で空港もまったく変わり、ターミナルが2つあり、連絡手違いで出てきた所は第二ターミナル。邱さんは第一ターミナルで待っていたのでした。待つこと1時間、携帯に何度も連絡するのですが、ターミナルが2つ有ることを知らないので、トンチンカンな応答で、5回目の携帯でやっと第二ターミナルがともに判ったのですが、第一と第二相当離れていて、20分たっても来ないのでまた、携帯。やっと会えたときには2時間近くたってからでした。それからは、邱さん宅へ、空港から5分のところで到着して門を入ると、玄関に大きな檻があり中に豹が一匹いる豪邸でした。
2004年2月24日
朝から、台北市内へ、いやー町並みは大阪と同じで、お店、デパートを回って、今回のもう一つの仕事を午前中に済ましました。
午後からは台湾に行ったらこれをと薦められていた本格的な「芸術写真」が格安でできるとの事、こんなものを撮ってきました。今後のコンサートやCDジャケットに使えるかも・・・
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写真をクリックすると拡大されます
夜は、桃園市内の客家料理屋で、歓迎の宴会があり、例によって大酒飲んでしまい、尺八も持っていってたので、取り出して、演歌を何曲か吹いて大喝采を頂き、またまた他のテーブルの老板がきて乾杯攻め、受けてきました。
2004年2月25日
午前中は、邱さんと琴古流の手ほどきの稽古、今までに尺八に2000万かけましたといっていたので、何でと聞いたら、出てきました。100万円の尺八が3本、計6本の尺八。日本に行って言葉もわからず、とりあえず高い価格のものだったら間違いないだろうということで、買ったとのこと、なるほど一理あるので、吹いてみると、音痴な尺八はありませんでした。日本滞在が1年半、その間、何回か往復し、日本尺八連盟の準師範の免状も取得したので、合計2000万かかったとの事でした。面白い人です。これほどお金をかけたのに、日本語の先生では言葉がわからないので、去年から、中国語をしゃべれる尺八の先生を捜していたところ神崎憲の尺八講座で中国語で教えますと書いてあるのを見つけて、メールがきたのが去年の12月でした。
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この中に100万円の尺八が3本
この門をはいると豹が・・・ 写真をクリックすると拡大されます
午後2時半から、メインイベントの「日本尺八演奏家 神崎憲先生尺八講習会」。前日の夜に、2時間分のあらすじを準備して望みました。今まで中国で何回も講習しているのですが、今回始めて、邱さんにも補足してもらいながら、ほとんど、一人で話(中国語で)と尺八演奏をこなしました。休憩をはさんで終わったのが6時でした。 (ああしんどかった)
演奏は、「鹿の遠音」「小諸馬子唄」「春の海の始まりの部分」、最後に
「松巌軒鈴慕」を仙教の本尊に向かい献曲、気持ち良く吹けました。
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夜11時半まで白酒の酒盛りと尺八談義でした
写真をクリックすると拡大されます
これまでの講習風景を台湾の方が写真入で紹介してくれています。
2004年4月台北での神崎憲尺八講習会 (中国語)
2004年2月台北での神崎憲尺八講習会 (中国語)
関連リンク
「台湾尺八協会」
「王錦徳部落格」 尺八の情報を集めた王さんのブログ
「尺八交流道」 台湾の尺八掲示板(中国語)
「簫古調論壇」 台湾の「洞簫と尺八」の掲示板(中国語)
「邱揚清風尺八世界」
「琴道館」 中国蘇州の古琴・尺八演奏家 張聴さんのHP
中国の尺八研究家 孫以誠先生の「中日尺八史話」 (中国語)
Bamboo Network